AZUL シントラのステンドグラス / コンポーネントが綺麗で内容も面白いオススメのゲーム

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この前、大阪の中津にあるボードゲーム専門店『ボードゲームLAB DDT』でアズールの新しい版『AZUL シントラのステンドグラス』をプレイしてきました。
ボード
アズールは上の写真の右上のような丸いコースターのようなところに置かれたタイルを取って自分のボードに置いていくゲームです。
一見簡単に見えますが、だんだん取り辛くなり、コースターに残っているタイルが少なくなってくると、いらないタイルを自分が取らされるであろう事が見えてきます。
そこから、いかにいらないタイルを取らないようにするか、相手との駆け引きが始まるのです。
このゲーム感は変わらず、自分のボードが変わったのと、タイルからステンドグラスに使うガラスに変わったのが、今回の『AZUL シントラのステンドグラス』です。

ゲームの流れとしては、ラウンドのはじめに、コースターに4個ずつランダムにガラスが置かれます。
そしてスタートプレイヤーから好きなコースターに乗った好きな色のガラスを1種類全部とります。残してはいけません。
残った色のガラスは中央に移動させます。
取ったガラスは自分のボードに置いていくのですが、それにはルールがあります。
個人ボード
上の写真のように最初は人型のコマが一番左にあるのですが、取ってきたガラスは、人型のコマがいる列及び人型のコマより右の列にはめる事が出来ます。
そして、上の写真の状態で黄色のガラスを4つ取ってきた場合、左から4列目にはめる事が出来ます。
そして、ここにはめた場合、人型のコマは4列目に移動します。
次の手番でガラスを取ってきた時は、左から4列目より右にはめる事ができます。
なので、次の手番で緑のガラスを取ってきてもはめる事ができません。
このように破綻しないように、ガラスを取ってこなければなりません。

人型のコマは1手番消費する事で、一番左に移動させる事ができます。
ただし、一番左にいる時は、取りたいガラスが無くても1手番消費して一番左に移動するというアクションは行う事ができません(当然ですが)。
必ず何かガラスを取らないといけません。
もしはめる事ができないガラスを取らなければならなくなった場合、あまったガラスは割れてしまいます。
割れた場合どうなるのかというと、下の写真の赤点線の減点ゲージが割れた分増加していきます。
9マスあり、積算数が10枚になると即時にマイナス18点してマイナス1のマスに移動します。
減点ゲージ
割れたガラスは下のような廃ガラスを入れる箱に入れます。
ゲーム中ガラスが不足した場合、この箱に入ったガラスが再利用されます。
廃ガラス箱
ガラスで1列をはめきった場合、下のボードの上の段に1個ガラスを置いて後は廃ガラス箱に入れます。
短冊ボード
また、揃えた列の短冊状のボードをひっくり返します。
裏面
2回目にその列を揃えた場合下段にガラスを置き、その列の短冊上のボードは取り除かれます。
短冊ボード取り除き
点数
また、上の写真のような状態で一番左の列を揃えたとしたら、4+3+3+2+2+2=16点入る事になります。
つまり、揃えた列の右側にガラスが置かれていたら、その列の点数も加算されます。
出来るだけ右から揃えていった方が良いんだと思います。

あと、ガラスの取り方ですが、中央に集められたガラスも、いつでも取る事ができます。

取り方はコースター上のガラスを取るのと同じように同種のガラス1種類をすべて取ります。

ただし、そのラウンドの一番最初に中央のガラスに手を出した場合、下のタイルを取らなければいけません。
タイル
このタイルを取ったプレイヤーは、先ほどの減点ゲージを1マス進めなければなりません。

でも、いらないガラスをたくさん取るよりは、このタイルを取ってでも中央のガラスを取った方が良い場合もあるので、そこは駆け引きとなります。

そして、すべてのガラスが場から無くなったら1ラウンド終了、次のラウンドとなります。
あと、下の写真がラウンドマーカーになりますが、そのラウンドを示しているガラスの色はボーナスカラーとなっており、揃えた列にラウンドを示す色と同じ色があった場合、列のポイントにプラスして同色のガラスの数量分ポイントが加算されます。
ラウンドマーカー
6ラウンド終了したら、ゲーム終了となります。
ゲーム終了
この時、下のボードに乗っているガラスが、
短冊ボード
ボード下
このマークを囲んでいる個数に応じて点数が加算されます。
点数加算

上のボードの場合、囲んでいる個数は、3個、4個、1個、1個なので、点数にすると、6点+10点+0点+0点=16点となります。

このような加点と減点を足し引きして、一番点数が高い人が勝ちとなります。

このゲームの良いところは、やはりコンポーネントが綺麗な点が一番です。

そして、自分としては、ガラスを取る時の他プレイヤーとの駆け引きが絶妙に楽しい点です。

人型のコマの位置も悩ましくもあり、ゲームを面白くしている点と思います。

前のアズールには無かった要素です。

自分はこのAZULは古いほうが大好きでした。
でも今回新しいほうも遊んでみて両方大好きなゲームだと再認識しました。

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