ICOCAでマイナポイントを受け取るメリット / まだ間に合う!マイナポイントをGETしよう!

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出典:イラストAC/kiyomiさん

マイナポイントとは、マイナンバーカードの普及促進と消費の活性化を狙った国の政策のひとつです。
マイナンバーカードを取得すれば、『キャッシュレス決済で利用できるポイントを最大5000円まで支給してくれる』というこの制度は、2021年5月から始まりました。
その時の僕は「なんか面倒そう」という理由で、よく確認もせずスルーしていましたが、最近ようやく「これは使わないと損」ということに気付いて、急いでマイナンバーカードの申請を行いました。
でも、対応しているキャッシュレス決済サービスの種類がとても多くて、いったいどのサービスで受け取るのが一番良いのか中々決めきれずにいました。
いろいろ検討した結果、僕は『ICOCA』で受け取ることにしました。
僕がICOCAを選んだ理由と、ICOCAでマイナポイントを受け取るメリットは以下です。

    ①どのサービスで受け取れば無駄使いや、煩わしい手間、頭を悩ませずにお得にポイントを利用できるか?
    ②サービス毎の個別キャンペーンを踏まえて、どのサービスで受け取れば、一番お得にポイントが得られるか?
    ③貰ったポイントの利用期間の制約や、使える場所の制約はどうか?

この3点について総合的に判断して、僕はICOCAで貰うのが自分に合ってると考えました。
会社から支給される交通費を利用して実質0円で、無駄な浪費やポイントの使用期限に悩まされることなく、マイナポイントの25%の還元に加えて、約13%の還元を受けられるからです。
どの決済サービスが一番良いかは人によって違うと思うので、一つの参考にしていただければ幸いです。

目次

1.ICOCAとは?

「ICOCA」とは、電車やバスなどの公共交通機関を利用した時の支払いに使えたり、ICOCA加盟店での買い物時の支払いに使えるICカードです。
JR西日本が発行しているものが「ICOCA」で、JR東日本が発行しているものが「SUICA」です。
その他にも各地で名称違いのICカードがあります。
ICマーク
上のようなマークのある電車やバス、お店で利用できます。
また、駅の自販機のセンサー部にカードをタッチすることで、飲み物を購入することもできます。
ICOCAカードにはお金をチャージしておく必要があります。
チャージしておくことで、改札機にカードをタッチするだけで乗車区間の運賃を自動的に清算することが出来ます。

2.ICOCAのチャージ方法

1枚2000円(500円のデポジットを含む)で購入できます。
「デポジット」とは「預り金」で、使い捨て防止の観点から設けています。
カードを返却する時には返ってきます。
ICOCAのカードには2万円までチャージ可能で、JRの各駅の自動券売機はもちろん、阪急や京阪等、他の鉄道会社の券売機でもチャージすることが出来ます。
その他、セブン銀行のATMでもチャージできるとの事です。

3.ICOCAでマイナポイントを受け取る方法

マイナポイントをICOCAで受け取るには、ICOCAポイントサービスの利用登録(無料)をして、ICOCAポイントを貯められるようにする必要があります。

ICOCAポイントサービスの利用登録をする

利用登録はJRの駅に設置されているICカードが利用できる自動券売機で出来ます。
①初期画面の『ICOCAポイント利用登録』のボタンをタッチする。
②ICOCAカードをカードリーダーの上に置く。
③『同意して登録する』をタッチする。
④利用登録完了。ICOCAカードを受け取る。

マイナンバーカードを入手する

マイナンバーカードの入手方法は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のマイナンバーカード総合サイトを参照ください。

マイナポイントを予約・申し込みする

マイナンバーカードを入手したら、マイナポイントの予約・申し込みを行います。
パソコン、スマホのどちらからでも予約・申し込みは出来ますが、パソコンの場合、マイナンバーカードの情報を読み取るのに別途カードリーダーが必要になります。
スマホの場合、カメラ機能で読み取りが出来るのでスマホから予約・申請することをオススメします。
詳細は「総務省のマイナポイントの予約・申込方法」のサイトを参照ください。
あとは、マイナポイントの申し込みでICOCAの決済サービスを選択すればOKです。

IC券売機でICOCAカードにチャージする

それでは実際にチャージするのですが、念のためにマイナポイントの申し込みが完了した翌日以降にチャージすることをオススメします。
チャージの累計額が2万円に達した月の翌月下旬までにICOCAポイントが付与されるそうです。
詳しくは「https://www.jr-odekake.net/icoca/mynapoint/ JRおでかけネットのICOCAにおけるマイナポイント事業」を参照ください。
ICOCAカードにチャージする手順は以下です。
①「チャージする」のボタンをタッチする。
②ICOCAカードをカードリーダーの上に置く。
③チャージする金額を選択する。
④お金を投入口に入れる。
⑤領収書が必要か聞いてくるので、どちらかを選択する。
⑥チャージが完了したらICOCAカードを受け取る。

4.ICOCAのポイントの貯め方

ICOCAのポイントの貯める方法には以下があります。

対象エリア内におけるICOCAカードでの列車の利用

ICOCAのポイントが加算される対象エリアというものがあります。
詳細はJRおでかけネットのICOCAポイントを貯める!を参照ください。
列車の利用での貯め方にも2種類あります
①時間帯指定ポイント
月の初日~末日までの1か月単位で、時間帯指定ポイント適用区間の区間毎(グループ毎)の4回目以降の利用でポイントが貯まります。
ポイント率は区間によって運賃の50%もしくは30%と異なります。
時間帯は平日の10時~17時の間に入場or出場した場合と、土日祝日の終日に利用した場合カウントされます。
適用区間についてはJRおでかけネットの時間帯指定ポイント適用区間を参照ください。
あまり人が利用していない時間帯がポイント率が高いようです。
これに該当するとめちゃくちゃお得です。
②利用回数ポイント
月の初日~末日までの1か月単位で、同一運賃区間の11回目以降の利用でポイントが貯まります。
JR西日本のICOCAエリア内での利用が計算対象となります。
のりこし精算機では計算の対象外になるとの事です。
ポイント率は15%となります。
時間帯指定ポイントに該当する場合は、利用回数ポイントの利用回数はカウントされません。
詳しくはJRおでかけネットの利用回数ポイントの項目を参照ください。

ICOCA加盟店でのICOCAカードを利用したお買い物

対象となるICOCA加盟店等、詳細についてはJRおでかけネットの電子マネーポイントの項目を参照ください。

5.ICOCAでマイナポイントを受け取るメリット

僕の場合のICOCAでマイナポイントを受け取るメリットを紹介します。
①通勤で月に約6000円利用しているので、満額還元(5000円分)の条件を達成しやすい。
②2万円分を消費しなくても「チャージするだけ」で条件を達成できる。
②以前からICOCAポイントで月々13%くらいのポイント還元を受けているので、マイナポイントで得たポイントチャージ分からも13%のポイント還元が見込める(25%+13%の還元が見込める)。
③ICOCAポイントは使用期限がない。
④あまり消費しないので無駄な浪費をせずにマイナポイントの還元を受けることが出来る。
⑤会社の交通費支給を利用してマイナポイントの還元を受けることが出来る。

6.ICOCAでマイナポイントを受け取るのに向いている人

以下のような人はICOCAでマイナポイントを受け取るのに向いていると思います。
①会社から交通費を貰っていて、頻繁に電車を利用する人。
通勤で使う場合、同一運賃区間になりやすい為、料金利用回数が貯まりやすいのでオススメです。
また、「時間帯指定ポイント」を多く利用できる方はさらにお得だと思います。
②あまり消費(浪費)をしない人。
マイナポイントは2万円分の消費をして初めて25%分(5000円分)の還元を受けられるので、クレジットカード系やコンビニ等で消費する電子マネー系は、十分な還元を受けられないかもしれません。
また、マイナポイントを満額付与するために、必要のない買い物をしてしまうのは本末転倒なので注意が必要です。

7.ICOCAでマイナポイントを受ける上での注意点

ICOCAポイントに使用期限はないのですが、25ヶ月以上現金チャージやポイントチャージがない場合、利用登録が解除されます。
利用登録が解除された場合でも、再度利用登録を行うことが出来るので、失効されることはないのですが、解除された期間中にICOCAを利用した分にはポイントが付加されませんので注意が必要です。

マイナンバーカードの申請期限は2022年9月末で、カードが届くまでに1ヶ月くらいかかる場合があります。
マイナポイントの申し込み・付与期限とポイント付与に必要なチャージや買い物期限は2023年5月末となっていますが、登録できる上限人数は4000万人と決まってます。
期限内であっても人数枠が埋まってしまうとポイント還元を受けられなくなる可能性がありますので、出来るだけ早くマイナポイントを受け取ることをオススメします。

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