不労所得を得る投資 おすすめの2選【一番のおすすめは高配当株式投資です】

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あなたは給料だけしか収入源がないことに不安を感じたことはありませんか?
または、「老後の生活を年金だけでやっていけるのだろうか?」と考えたことはありませんか?
僕はそのような思いに駆られて、アベノミクスが発表された頃から株式投資をはじめました。
最初は何も分からないまま、キャピタルゲイン狙いの買い方をしていました。
インカムゲインで手に入る配当金が少なすぎて意味ないような気がしていたからです。

でも、売買時に手数料がかかるし、売却時に利益が出た場合、利益の20%も税金がかかるので、キャピタルゲイン狙いでもよほど株価が上がらないと儲からないなと思っていました。
長期視点で運用していれば、キャピタルゲインでの儲けでも、利益を出すことは可能ですが、一回こっきりの収入なので、貧乏人には割に合わない勝負だなと思いました。
そんなこんなで長期間株を持ち続けていると、年に2回少ないながらも配当金が入ってくるほうが結果的にお金を生み出していないか?と思うようになり、もっと高配当の株を持てば、もっとお金を生み出してくれるのではないかと思うようになりました。
しかも元株を手放すことなく。。。
それから、高配当の銘柄について勉強するようになり、ちょこちょこ株を買い増ししていくうちに、徐々にインカムゲインも大きくなってきました。
そして今僕は、「不労所得」を得るようなモノに投資する事が、初心者や普段仕事であまり時間を割くことができない人にとっての最適な投資ではないかと考えています。

不労所得を得る資産を増やしていくことで、お金に縛られない自由な生き方ができ、老後の心配もいらない素晴らしい人生が手に入ると思っています。

この記事では投資の初心者でも不労所得をローリスクで増やしていく方法について、自分なりに勉強したことをアウトプットしています。
この記事が僕と同じような思いの方のお役に立てればうれしいです。

この記事でわかる事

     1.初心者におすすめの投資
     1-1.株式の現物取引
     1-2.投資信託(国内外株式・国内外債券)
     2.初心者におすすめしない投資
     2-1.商品先物取引
     2-2.FX
     2-3.株式の信用取引
     2-4.不動産投資
     2-5.太陽光発電投資
     2-6.不動産投資信託(REIT)

     3.まとめ

1.初心者におすすめの投資

僕がおすすめする投資はインカムゲインを狙った投資になります。
あまり難しい知識が必要ないものや手間がかからないものの方が初心者の方でも始めやすいと思います。

1-1.株式の現物取引

株式投資とは、企業が事業資金を集めるために発行した株券を購入することで、配当金や株主優待を受け取る権利を得て利益をあげる投資です。
株価の安い時に購入し、値上がりした時に売却する事で売買差益(キャピタルゲイン)を得ることも可能です。
デメリットとしては、株価が下がって元本割れを起こしてしまう可能性があることと、企業の業績によっては配当金が減ったり、倒産した場合には株券の価値は0になります。
おすすめの運用は株価の変動はあまり気にせず配当金に特化した運用です。
配当金の利率は1~5%位のものまで企業によってさまざまあるので、簡単に倒産しにくそうで配当金の高いものを探します。
企業の良し悪しを見分けるには、、、、

    ①売上高:企業がサービスや製品の販売から得た総収入のこと。
    ②EPS:Earnings Per Shareの略で「1株当たり純利益」を意味し、企業の収益性を示す指標。
    ③営業利益率:売上高に対する営業利益の割合を示す指標。
    ④自己資本比率:企業の総資産に占める自己資本の割合を示す財務指標。
    ⑤営業活動によるCF:企業が本業の活動で得た現金や現金同等物の増減額を示すもの。
             「稼ぐ力」の有無を判断する指標。
    ⑥現金等:キャッシュフローの結果として手元に残った現金や預金のこと。企業の健全性や成長性を示す。
    ⑦1株配当:株主に対して分配される1株あたりの年間配当額のこと。
    ⑧配当性向:利益のうち何%を株主にキャッシュバックするかを示す指標

などを見て判断すると良いです。
株を購入する時は過去の株価の推移グラフを参考にして、可能であれば安値の時に購入するのがベストです。
1点集中で投資するのではなく、リスク分散を考えてさまざまな企業、業種に振り分けて投資するのが良いと思います。
初心者の方はまずは、株式投資の書籍をいくつか読んで勉強するのが良いと思います。
株式投資を始めたい方は証券会社の口座を開設する必要があります。
『ネット証券』は売買手数料が安く、会社四季報等のデータが無料で見れるのでおすすめです。
今一番おすすめの投資方法です。

株式投資を始めたい方は以下の記事もおすすめです。

    株式投資の始め方

1-2.投資信託(国内外株式・国内外債券)

投資家から集めたお金を資産運用のプロが運用して利益を得る方法
安定して積み立てていくスタンスが良いと思います。
メリット

    ①小額から始められる。
    ②運用は専門家が行うので知識がなくてもOK。
    ③リスクを分散できる。
    ④運用の手間がかからない。
    ⑤IDECOなど税制優遇を受けられる。

デメリット

    ①コスト(購入時手数料や信託報酬)がかかる。手数料は安いものを選ばないとダメ。
    ②良くも悪くも他人任せ。人に託せて資産が減った時に許せない人には不向き。
    ③リターンが少ない。

運用方針はインデックス型、アクティブ型、バランス型の3つがあります。
インデックス型(パッシブ型)は日経平均等のベンチマーク指数にそった運用をします。
アクティブ型はファンドの運用者が独自に運用するタイプになります。
バランス型はインデックス型とアクティブ型の中間的な運用になります。
おすすめはインデックス型かバランス型でアクティブは手数料が高いので、やらない方が良いです。
ローリスクですがリターンも少ないので不労所得を得る手法というよりは、コツコツ貯金するようなイメージになります。
金融商品取引所に上場している投資信託(ETF)が手数料が低いのでおすすめです。

2.初心者におすすめしない投資

始めに初心者におすすめしない投資について紹介します。
あくまでも個人的におすすめできないだけで、別に儲からないというわけではありません。

基本的に僕はレバレッジを効かせる投資は嫌いです。
なぜかというと投資した額以上の損が出るかもしれないからです。
また、証拠金の維持率が一定額を下回ると追加でお金を投入(追加証拠金)しなければいけない点も嫌いな理由の一つです。
泥沼にはまる恐れがあるので精神的に苦痛だからです。

2-1.商品先物取引

商品先物取引は原油や穀物等の”モノ”を扱った取引です。
レバレッジを効かせることができますが、投資した額以上に損する場合があります。
証拠金の維持率が一定額を下回ると追加証拠金が必要になります。

2-2.FX

円やドルなどの通貨の為替差で利益を生み出す取引です。
レバレッジを効かせて投資するタイプなので、投資した額以上に損する場合があります。
また、為替が短時間で急変動して大きな損失が出る恐れがあります。
24時間取引できる分、常にかじりついていないといけないので、精神的にしんどいと思います。
世界中の動向や投資家の動きが影響するため価格の動きが読みにくいと思います。

2-3.株式の信用取引

株の現物取引との違いは、売りから始めることができるのとレバレッジを効かせることができる点です。
保証金維持率を割り込むと追加で保証金を入金しなければいけません。
現物取引と比べてできることが増える分、覚えないといけないことも増えます。
知識がないまま運用すると、思わぬ費用が発生する場合があります。

2-4.不動産投資

マンションやアパートなど、不動産を購入し、賃料収入を得る投資方法です。
不動産経営で収入を得ようと思ったら、変な物件をつかまされないように不動産の知識が必要になります。
また、賃貸経営の知識やリフォームの知識、税金の知識等さまざまな知識を勉強する必要があります。
たくさん勉強して知識が身に付いたなら、リターンは大きめなので逆におすすめの投資だと思います。

2-5.太陽光発電投資

太陽電池パネルを利用して作られたエネルギーを電力会社に売却して利益を得る投資手段。
国が定めたFIT法により20年間固定の買取価格のため、比較的安定した投資効果が得られると思います。
設置条件によりますが利益率目安としては約10%との事です。単純計算で行けば10年で投資分は回収でき、それ以降はすべて純利益になります。
デメリットは以下が考えられます。

    ①ある程度の初期費用が必要。
    ②保守点検を行わなければいけない。
    ③雑草対策等のメンテナンスが必要。
    ④天災や故障による設備の破損。
    ⑤20年後の買取価格の下落。

でも、投資前に上記を見込んでシミュレーションすれば、他の投資に比べて難しい知識や、不動産投資のように入居率の心配がいらないので、比較的簡単に利益を得られると考えます。
僕自身は家庭用のソーラーパネルを設置して約10年間売電を行っていますが、年単位ではほとんど変わらない売電収入が得られています(季節による変動は大きいですが)。
自宅の太陽光発電量推移
だから今僕が勉強中の注目の投資方法です。
→2024年10月現在では、手間がかかるため、初心者の投資としてはあまりおすすめしていません。

2-6.不動産投資信託(REIT)

REIT(不動産投資信託)とは、投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる家賃収入や売買益を投資家に還元する商品です。
少額から不動産への投資が可能になります。
大勢の人から資金を預かり多くの物件を所有しているため、比較的安定した配当収入が見込めそうです。
僕自身まだREITは運用した事が無いのですが、実物の不動産を保有するよりリスクは低いと考えます。
取引所に上場されており、証券会社の口座を開設する事で簡単に購入可能となります。
投資信託会社が上場の基準を維持できなくなった場合や、上場廃止になり売却せざるを得なくなった場合、損切りしないといけなくなったり、信託会社が倒産した場合は、価値が0になります。
良い信託会社を選ぶ目が重要になると考えます。

3.まとめ

2-1~3は売買差益(キャピタルゲイン)を狙った投資になります。
この3つの投資はレバレッジを効かせて早く資産を増やすタイプの投資なので、逆に損する時も大きい投資です。
このようなハイリスクハイリターンの投資はたくさん勉強をした後に始めるのが良いかと思います。
2-4の不動産投資についても、いろいろな知識が必要になるので、しっかり勉強して、資金を貯めてから投資するのが良いと思います。
しっかり勉強して行えば、逆におすすめできる投資になると思っています。
太陽光発電投資についても手間がかかるし、結局は不動産投資の1つなので、初心者はにはおすすめしていません。
まずは高配当株式投資の現物買いか、投資信託がオススメです。
この記事を読んでくれた人の検討材料になれば幸いです。

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