ミレニアム / 3で完結と思いきや4,5が出ていた。さらには6までも、、、

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この前の買い物の最後の品ですが、『ミレニアム 4と5』です。
この小説は映画化もされている人気シリーズですが、自分の好きだった小説です。
なぜ過去形かというと、もう完結した小説と思っていたからです。
ミレニアム1~3はスティーグ・ラーソンという作家の小説で、4作目を完成させる前に作家が亡くなってしまいました。
5部まで構想が有ったとの事ですが、かなわぬ夢となってしまい、3部で完結と思っていました。
つい最近まで。
ところが最近、本屋で何気に小説コーナーを覗いていると、『ミレニアム5』と書かれた本を見つけてしまいました。
カバーのデザインは今までのデザインに似たデザインだけど、作者名が違う。。。
4の途中までしか原稿残ってなかったんじゃなかったっけ?
というか、4出てるのも知らなかったのに、いきなり5?とか、いろいろ思いながら、図書カードの残金も足りなかったので、その日は買わずに帰りました。
帰ってからパソコンで色々調べていると、第4部が2015年に、第5部が2017年に発売されていたそうです。
さらに2019年には第6部も発売されるそうです。

いつもクレジット払いで貯まったポイントを図書カードに交換しているのですが、最近やっとポイントが貯まって交換する事ができました。
そこで早速購入したというわけです。

この小説の好きなところは、なんと言っても『ドラゴンタトゥを持つ女』リスベット・サランデルの存在でしょう。
彼女は頭がすごく賢いのですが、鼻ピアス&体中にタトゥが入っており、見た目が悪そう、おまけに人とコミュニケーションを取るのが苦手なので、他人からはあまりよく見られていません。
また、彼女に関わる周りの人間に悪い人が多く、かなり理不尽な目に遭っていたこともあって、自分に危害を加える人間に対して非常に攻撃的になってしまっています。
でも、本当の彼女の内面には『優しさ』、彼女なりの『正義感』、『健気さ』『繊細さ』なんかも持ち合わせていて、自分的にはすごく共感が持てるというか、愛おしいキャラクターで、絶対この小説の”根っこ”みたいな存在だと思っています。
主人公のミカエル・ブルムクヴィストも共感の持てる人物で、彼に対する彼女の想いも応援したくなります。
ミレニアム3を読み終えた後すごくロス感を覚えた事を記憶しています。

そんな小説の新作がまた、読めると思うと、とてもうれしいです。